ゆっくりのんびりオヤジのたわごと

日々思うこと、好きな山のことなどウダウダと語ろうかなんてね

ミミズ

    10月25日(水)雨のち曇りそして晴れてまんねん

 

   ミミズのうた      by  高田 渡

 目ない足ないお前はミミズ  真っ暗な人生に 何のために生きるの

 頭どこ口どこお前はミミズ  話せるものなら声にして出さんか

 心ない涙ないお前はミミズ  哀しいのなら泣いてみろ 苦しいのなら死んでみろ

 生まれて死ぬだけお前はミミズ  足跡さえも消されて 残すものない哀れな奴

 おい雄かやい雌かお前はミミズ  踏んづけられても黙ってるアホな奴

 分かってる知ってるお前はミミズ  先っちょ気持ばかりにモコモコ動かすだけ

 ニョロニョロはいずりお前はミミズ  チョロッと遠出して 日干して果てた

 

  ミミズさん。オヤジは朝の仕事は大都会の大きなビルの周りの植木の水やりと

 その外周の舗道の清掃。大都会の真ん中だけど歌壇の土地が良いのかみんな捨てて

 いく食べかすなどの栄養が良いのか、ミミズさんがいっぱい。ちっこいのから

 でかって驚く奴までいっぱい。でも舗道にでてきてはふんずけられて果てている。

 ミミズさんは生物界では三角形の底辺に位置すり所に生きている。でも土地を耕し

 木や花を育てる。そして身を生して鳥などのエサになり育てて行く。

 やっぱ君も生きている理由があるんだよね。大切な命なんですよ。でも舗道に出て

 きては踏み潰されては果てたり、日干しになって果てたり。

 生きてるのを見つけるとゴミバサミで花壇に帰してあげるんでけど、つまむと

 何すんねんこのおっさんとばかりに暴れよる。出てくんな舗道にって言ってるやろ

 なんて言いながら。でも次の日のはふんずけられてるか日干しになって果てておる。

 あぁあのくりかえし。

  今日も太いのと長いの溝に入れてやったけど

 しっかり生きろ!!

 明日、果ててるなよ!!